認知症予防にカマンベールチーズを

2020-06-16

認知症予防にカマンベールチーズを
認知症予防にカマンベールチーズを世界でも類を見ないほどの「超高齢社会」を迎えた日本において、大きな課題の1つとなっているのが認知症です。日本認知症予防学会は、6月14日を「認知症予防の日」と定めて啓発活動を進めています。

「平成29年版高齢社会白書」(内閣府)によれば、認知症を患う高齢者は約462万人(2012年時点)と高齢者人口のおよそ7人に1人の割合です。
今後もその割合は増加し、「2025年には約5人に1人になる」という推計もあります。

認知症の約半数は、アミロイドβなどの特殊なたんぱく質が溜まることで正常な神経細胞を壊して脳を萎縮させる「アルツハイマー型認知症」です。
通常アミロイドβは脳内で働く唯一の免疫細胞ミクログリアによって除去されますが、アミロイドβが大量に沈着したり、ミクログリアが必要以上に働いたりすると脳内に炎症が起こります。
その結果、神経細胞の情報伝達に支障をきたし、認知症になるのです。


認知症予防にカマンベールチーズを認知症予防の関連性で注目されているのが脳神経細胞の発生・成長・維持・再生を促すたんぱく質「BDNF」です。
BDNFは脳内で記憶を司る海馬に多く含まれるほか、血液にも含まれます。

認知症になると血中のBDNF濃度が下がるそうです。
近年、カマンベールチーズが認知症、とくにアルツハイマー型認知症の予防に役立つ可能性があることが分かりました。
桜美林大学、束京都健康長寿医療センター、明治の共同研究グループによる軽度認知障害(MCI)の女性を対象にした試験では、カマンベールチーズを食べることでBDNFが増加することが、世界で初めて確認されました。


認知症予防にカマンベールチーズをカマンベールチーズは赤ワインやビールのおつまみとして食べられること
が多いですが、まろやかなコクがコーヒーや抹茶などにもよく合います。

食べ物ではバゲットやフィセルといったフランスパン、リンゴやトロピカルフルーツとも相性がよく、いろいろな組み合わせも楽しめます。
人生100年時代を自立していきいきと過ごすために、毎日のカマンベールチーズ習慣を始めませんか。


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配信 Willmake143

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