新型コロナ流行期にこころの健康を保つために

2020-04-03

新型コロナ流行期にこころの健康を保つために
新型コロナ流行期にこころの健康を保つために新型コロナウイルスの感染の拡大が続き、緊急事態宣言の発令によって緊張やストレスが高まっているとして、日本赤十字社が、皆さんの「こころの健康」を保つヒントとなるサポートガイドを作成し2020年3月27日にホームページにアップしています。

日本赤十字社のサポートガイドによると「不安は身を守るために必要な自然な感情だ。しかし、目に見えないウイルスを遠ざけたいために、ウイルスに関わる人や場所など、目に見える特定の対象を嫌悪し、遠ざけようとする心理が働き、偏見や差別が生まれる」といっています。

そして、こうした差別意識が感染拡大にもつながると指摘しています。
自分自身も差別を受けることを恐れ、発熱やせきといった新型コロナの症状が出ても、「怖いから黙っていよう」と受診や報告をためらい、出勤を続けるなどして感染を広めてしまう事態が生じてしまいます。


新型コロナ流行期にこころの健康を保つために日本赤十字社のサポートガイドでは、不安に振り回されないためとして、
「自分の心境や振る舞いを見つめ直す」「いつもの生活習慣を保ち、安心できる相手とつながる」 「ウイルスに関する情報と距離を置く時間をつくる」 
などの対処法を示しています。


新型コロナ流行期にこころの健康を保つためにさらに「この事態に対応しているすべての人をねぎらい、敬意を払う」ことも呼びかけています。
医療従事者や行政関係者など直接かかわっている人はもちろん、宅配業者やスーパーの従業員など暮らしを支えている人、外出を自粛し自宅待機する人も「感染を広めないという市民の責任を果たしており、社会みんなのためになっている」のです。
「それぞれの立場でできることを行い、連鎖を断ち切りましょう」と訴えています。

配信 Willmake143

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