長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由

2019-07-17

長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由
長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由ビジネス誌 プレジデント2019年8月2日号の特集は「20歳若くなる最強メソッド 若返り入門」でした。
その特集の中には「長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由」という記事もありました。記事の冒頭にはこう書いてあります。
「血圧や肝臓など健康診断の「数値」には一喜一憂する一方、歯のケアに関してはあまり気を使わない人が少なくない。
だが、口の中から発生する歯周病菌が血管に侵入して全身を巡り、脳や心臓などに重大な病気を引き起こす可能性が高いのだ」。
記事の中では、脳血管障害や認知症などに歯周病がかかわっていることにも触れています。



長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由2013年、アルツハイマー病の患者の脳から歯周病の原因菌が発見されたと書いてあります。
患者10人中、4人の脳からこの菌が見つかったが、同じ年齢で認知症ではない10人の脳からは全く検出されませんでした。
歯周病菌からできる物質により、アルツハイマー病特有の脳の異常が引き起こされる可能性もわかってきているとのことです。
日本大学歯学部の落合邦康特任教授(口腔細菌学)らは、歯周病の原因菌によって作られ、口臭の原因にもなっている「酪酸」が血管を介して脳の海馬で、鉄分子などを作りだすことを突きとめました。この鉄分子が脳細胞を破壊するのだそうです。
今年1月にはアメリカで、アルツハイマー型認知症との関係をさらに補強する論文が発表された。
アルツハイマー型認知症の人の脳には歯周病蔵が生み出した「ジンジパイン」という酵素が存在したという内容です。

時価総額約9兆円のソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏が健康面で人一倍気を使っているのは、歯だそうです。
世界中を飛び回る続く多忙な中でも、定期的に3ヵ月に一度の歯科検診は長年続けていると元ソフトバンク社長室長の三木雄信氏は語っています。
孫氏がそこまで歯のチェックにこだわっているのは「米国などでは歯並びと白い歯がその人の健康のバロメーターという考え方があるからです。
彼はサプリメントでバランスよくビタミンを摂取していたし、好んで飲んでいたのもフランス製のミネラルウォーター・ペリエでした」(ウェブメディア「マネー現代」より引用)
ちなみに、酒を一滴も飲めず、食にはこだわらないことで有名な孫氏も、定期的な運動など、自己のメンテナンスには多大な注意を払っているようです。
今や、経営者ならずとも定期的な検診は常識。自分の歯の寿命が、自分の仕事での‟活躍寿命“を決めると言っても過言ではないと書いてありました。

配信 Willmake143

Copyright(c) by KAWAHARA DENTAL CLINIC.2010 All Rights Reserved.