脂肪肝と歯周病の関係

2013-01-18

脂肪肝と歯周病の関係
脂肪肝と歯周病の関係飲み過ぎや食べ過ぎを重ねると、肝臓に中性脂肪が必要以上にたまる「脂肪肝」が起こりやすくなり、脂肪肝になると肝がんや脳梗塞、心筋梗塞など のリスクが高まると2013年1月18日の日経新聞夕刊で報じられました。

脂肪肝はアルコールが原因となるタイプと非アルコールタイプがあり、非アルコール性の脂肪肝は食べ過ぎや肥満などがきっかけで、お酒を全く飲まな い人や少ししか飲まない人もなるそうです。
アルコールなしで発症する肝炎のことをNASH(ナッシュ)といいますが、NASHも肝硬変や肝がんへと悪化することもある怖い病気で、NASH 予備軍は国内に約1000万人いると推定されています。
横浜市立大学の中島淳教授と大阪大学のグループによる研究によれば、歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり、抗生物質で歯茎の炎症を抑え たりして治療すると、3ヶ月後には肝機能の数値がほぼ正常になったとのことです。この研究に携った中島教授は「歯周病を治療すれば、脂肪肝の人が 肝炎に進行するのを抑えられる可能性がある」と語っています。

配信 Willmake143

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